出来る限り痛みを感じさせないために

Lesspain

歯医者が怖いと感じる最大の原因は「痛み」ではないでしょうか？私自身、痛いのはかなり嫌いですし、怖がりです。麻酔をすれば痛みを感じない。でもその麻酔が痛い。麻酔から治療まで痛みを感じさせない方法を追求しています。

注射の痛みを低減する表面麻酔

麻酔の注射をする場所に塗るお薬です。表面の感覚が麻痺して注射の痛みを軽減してくれます。注射麻酔を行う場合には必ず表面麻酔を行います。

極細の麻酔針

当院では極細の麻酔針を使用しています。通常の予防接種等で使用される注射針は23～25G(0.65～0.5mm)が多いですが、当院で使用している注射針は35G(0.23mm)です。刺入の組織の損傷を最小限に抑えます。

電動麻酔器

人の手で行う麻酔注射は圧力にムラが出やすく、痛みを感じる原因となります。電動麻酔器を用いると、コンピューター制御により麻酔液を一定の圧力でゆっくりと注入することで、痛みを抑えることができます。また、麻酔の量も通常の半分ほどですむため、体への負担がより少なくなり安心です。

麻酔液の温度調整

麻酔に使う薬剤の温度を調整しています。体温に近い温度にすることにより麻酔注入時の刺激を軽減します。

笑気吸入鎮静法

笑気ガスを吸入することで頭がぼ～っとして恐怖心がやわらぎます。痛みを感じにくくなる効果もあります。人体に非常に安全なガスで、お子様にも使用できます。もちろん入院など一切必要ありません。

麻酔の技術

お口の中には痛みの感じやすい場所や感じにくい場所があります。痛みの感じにくい場所に針を刺すのもちろん、針の角度やスピードまで意識しながら麻酔注射を行います。ここまでやっても全く何も感じさせないのは難しいですが、かなりストレスを軽減できているのではと感じます。歯医者が苦手な方でも治療が受けていただけるよう努めておりますので、ぜひ一度ご相談ください。